鼻鍼の体験〜 by韓国①

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鼻鍼を体験〜ソウルへ〜

何事も体験してみないと語れないと思う私は…
思い立って韓国にずっと気になっていた鼻鍼を体験しに行ってきました。

東南アジアが大好きな私は数十回近く渡航してますが、韓国は機会が無くてほぼ30年ぶり。

30年前に韓国に行った時は、純粋な!?鍼灸治療をしてくれる町病院がたくさんありましたが、
今は殆どが美容鍼灸か大きな病院になってしまいました。

「鼻鍼」も昔からある治療法みたいですが、知る限り今はソウルの「チェヒョク韓医院」だけみたいです。

「鼻鍼」とは?

まず、「鼻鍼」って何?ですが…

別名「瘀血鍼」。

名前の通り鼻の穴に鍼を刺す。韓国の伝統的な鍼術の1つだそうです。

使うのは特殊な先端が三角の鍼で長年の間滞積した古い血を外に出す「瀉血」術です。

鼻の他に足や手にも瀉血します。

古い血は韓国では、「怪病」を起こすと昔から言われていて、様々な病気を引き起こすと言われています。

慢性痛・痺れ・冷え・不眠・花粉症 etc

その考えは東洋医学的にも日本も考えは同じだと思います。

ただ日本は、意図的に血を外に出す「瀉血」を禁止しているので「鼻鍼」は残念ながら日本では受けらません。

なのでとても楽しみにしていました。

いざ…鼻鍼

先生の施術は凄い手早く…

鼻の中に鍼をプスッ

あれ…あまり痛くない

血がツーっツーってが出て来た。

明らかに鼻血とは違う感じ…

鍼を打たれたのはキーゼルバッハ(鼻血が出やすい部分)じゃない感じがします。

下を向いて何もしてないのに不思議と30秒ほどで自然に血が止まりました。

いつの間にかシャレーに血がいっぱい。

続いて…

太い鍼を手と足の甲にプスプス…

(5〜6ヶ所位)

ちょい痛い。

血はジワって少しだけ…

膝下にもプスプスっと。

(20ヶ所位)

これはとても痛い

血は下までツーっと垂れました。

先生が「血。ちょっと黒いね」って。

確かに…

って事は瘀血ありありだったのね。

ちょっとショックでした 笑

カッピング(吸い玉)

続いて
カッピング(吸い玉)

陶器の吸い玉を先生があっと言うまに20個くらい付けてくれました。

始め吸い上げで「痛っ」ってなったけど、段々となれてきて…

10分くらいそのままの姿勢。

遠赤外線?かな…ほんのり温かい。

ウトウトしそうでした。

チェヒョク韓医院

どこか昭和レトロなチェヒョク韓医院

先生が次から次に来るたくさんの患者を1人でテキパキと治療していました。

30000ウォンでこの施術が出来るのは、このご時世でとても良心的です。

受付の方も親切に色々な質問に答えてくれて有り難かったです。

移り変わりが激しい世の中、ずっとこのまま続いて欲しい韓医院ですね。

施術後

さて…肝心な施術後です。

まず、すぐ実感したのは、医院から出た時に履いた靴があれ?緩い?と感じました。

身体が軽くなりムクミが取れた感じです。

そして…1番びっくりしたのが、鼻呼吸がしやすい!でした。

私は鼻腔が狭くて鼻からの内視鏡が辛いくらいの狭さなのですが、今は鼻から息がたくさん吸えます!

鼻の中の鼻腔が広がるってこんな感じなのってくらい超感動しました。
恐るべし「鼻鍼」です!

でもきっと瘀血が溜まるとまた鼻腔狭くなるんだろうなぁ…

自分で瘀血溜まったらセルフ瀉血出来たら良いけど、三角鍼ないし、刺す場所良く分からないし…笑


追伸

お見苦しい写真ですが、施術後2日経った足と肩です。

痛々しいですが、自然治癒力で内出血は1〜2週間で血流が改善し好転します。

人間の身体は摩訶不思議です。自然治癒力は素晴らしいですね。
これからもmogurinをごひいきに…。

リラクゼーション・整体・美容矯正が融合/MOGURINの鍼灸がはじまります

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